家具や家電の財産分与は大切です

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今回は動産の財産分与についてお伝えさせて頂きます。

財産分与とは婚姻期間中に得た財産を夫婦間で分けるものであり、
お金(預貯金など)や不動産のことは知っていても、動産を知らない方が多いです。

【動産の財産分与】

① 家具
② 家電

動産の財産とは①家具や②家電のことを言い、
婚姻~離婚までに購入したモノを対象に話し合うことになります。

ちなみに独身時代に購入したモノや嫁入り道具は、
「結婚前」に個人が得た財産となるので、財産分与の対象から外れます。

つまりその財産を分ける必要はありません。

協議離婚は夫婦間の話し合いで進める離婚なので、
動産の財産分与でも、↓のように配偶者と協議を行い結論を出します。

妻「冷蔵庫と洗濯機は欲しい。」
夫「その代わり、テレビは譲って欲しい。」

当事務所のご依頼者様の場合、動産の財産分与では、
高価なモノ、思い入れのあるモノに絞って協議することが多いです。

夫妻「わざわざ動産まで話し合わなくても・・・」

離婚協議の段階で、動産について話し合わないと、
離婚後、一方から「やっぱり欲しい」と言われる可能性があります。
(例 やっぱりテレビも欲しい。)

「家電くらいなら」と考える方もいるかもしれませんが、
離婚後、いざ元配偶者から言われると、気持ちのいいものではありません。

このような離婚後のトラブルを防ぐためにも、
動産の財産分与は細かくて面倒だと言われがちですが、
養育費などの離婚条件と同様に大切なので、この機会に是非覚えて下さい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書を作成していますが、
トラブル防止のため財産分与の合意を残したいと考えるご依頼者様は多いです。
(例 離婚後、お互いが家具や家電を返してと言わないようにしたい。)

離婚協議書についてはこちら、離婚公正証書についてはこちらをご覧下さい。

離婚協議書、又は離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合は、
財産分与などの条件を記載した離婚チェックシートの送付から始めています。
全13ページで63個の条件(特に養育費、面会交流が多い)を記載しています。

離婚チェックシートがあれば離婚情報を集める時間を省略出来るので、
離婚協議書や離婚公正証書の完成、離婚届を提出する時期を早めることが出来ます。
(例 動産とは家具や家電を指しているという情報を集める必要がない。)

つまりこのページや他のページを読んで情報を集める必要はありません。
詳細は離婚チェックシートとはをご覧下さい。

2017-02-07に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。

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財産分与についてはこちらのページをご覧下さい。 → 5分で分かる財産分与

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