理想的な動産の財産分与の終え方について

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今回は動産財産分与流れについてお伝えします。
(※ 動産とは家具や電化製品のことです。)

【動産の財産分与の流れ】

① 動産のリストを作る
② リストを元に分配方法を協議
③ 分配が決まったら動産の協議が終了

先ず婚姻期間中に購入した動産を確認して、
メモ帳などで構わないので、一覧表の①動産リストを作ります。

次に一覧表のリストをもとに協議を始め、
↓のようににお互いの希望を伝え、②分配方法を決めます。
(※ 協議離婚は夫婦間の話し合いで、離婚条件を決めていきます。)

妻「冷蔵庫とフライパンは欲しい。」
夫「パソコンとトースターは欲しい。」

尚、自宅にある全ての動産について決めることは難しいので、
高価なモノ、思い入れのあるモノに絞って協議することをお勧めします。

最後に分配方法が決定=協議の終了となりますが、
合意した内容については、口約束又は書面に残すことになります。
(※ 書面=離婚協議書又は離婚公正証書)

離婚後、↓のようなトラブルを避けるためにも、
合意内容については口約束ではなく、書面に残すことをお勧めします。

元夫「やっぱり冷蔵庫が欲しい。」
元妻「話が違う。私にくれるって言ったじゃない。」

「冷蔵庫で揉める?」と思うかもしれませんが、
離婚後の新生活のタイミングで言われると、気分が良いものではありません。

2017-02-10に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。

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