離婚後の生活を考えてみる

離婚後の生活も考えて下さい

離婚後の生活につまづかない為にも、
離婚の話し合いの段階から、生活設計を立てて下さい。

【離婚後の生活設計】

◇ 離婚後の住居
◇ 仕事(収入)
◇ 公的扶助(児童扶養手当など)

離婚後の生活設計に欠かせないものは、以上3点となります。

離婚後の住居については実家に戻る、又は新居を探す、
この2つの選択肢から選ぶという方が多いのではないでしょうか?

実家に戻る場合、ご両親の援助を受けられますが、
所得で判断される公的扶助の減額を受ける可能性が高くなります。

新居を探す場合、お子様の年齢によってはフルタイム勤務が難しいので、
パートの仕事を探したり、収入の穴埋めとして公的扶助の検討も必要です。

当事務所では、20代~30代のご依頼者様が多く、
お子様の年齢が幼いという理由もあって、実家に戻る方が多いです。

給与+離婚給付(養育費など)+公的扶助=離婚後の収入

離婚後の収入は、この計算式で算出出来ますが、
給与は景気の影響を受け、離婚給付は未払いのリスクもあるので、
確実に計算出来る収入は公的扶助(特に児童扶養手当)だけと言えます。

公的扶助は、所得で判断されるケースが多いので、
支給対象の有無について、離婚前に確認することを忘れないで下さい。
(注 この確認を怠ると、離婚後の生活設計が狂います。)

公的扶助は、待っていても誰も教えてくれないので、
直接役所に出向いて、積極的に利用出来る制度を確認することが大切です。

離婚前に準備することが、離婚後の生活をスムーズに進めるコツとなります。

2016-03-10に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。

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